第19話「彩飄が呼ぶもの」
 楽園『ザナドウ』を求め集まる幾千幾万の”徒“と、その前に立ちはだかるフレイムヘイズたち。御崎市を覆う封絶の至る所で繰り広げられる戦い。その中心に、漆黒の炎と紅蓮の炎があった。『星黎殿』が変形し生まれた要塞・真宰社上空で太刀を合わせるシャナと悠二。互いの思いを知りながら、異なる道を歩む相手を止めるために対峙する二人。その戦いを見つめていた吉田一美はある思いを抱く。「自分が、相手が望まない、すれ違いも愛」。そして、その胸に下げられた『ヒラルダ』に手を添える。
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