ローマ帝国を舞台に描かれる、もうひとりの “炎髪灼眼の討ち手” の物語。
16世紀初頭。神聖ローマ帝国でひとつの大きな戦があった。
それは決して史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された死闘……。
その中心には、紅蓮のきらめきを瞳に宿す女がいた。
女は“炎髪灼眼の討ち手”と呼ばれ、燃えるような紅い髪を持つフレイムへイズだった……。
彼女は何のために、誰のために戦い続けるのか!?
先代“炎髪灼眼の討ち手”の活躍を描いた、待望の第10巻!
巻末には、いとうのいぢによる大ボリュームのラフスケッチ集も収録!!